1990米

ヘンリー(レイ・リオッタ)は少年の頃から夢はマフィアの一員になることであった。
ポーリーの組で使い走りから始め、みなの人望を集め次第に頭角を現す。成長したヘンリーは人の立場などを考えて行動するタイプだが野心家であった。若くしてユダヤ女性と恋におち結婚。
ヘンリーはさまざまな稼業に手を出し始め、武闘派でトラック強奪を得意とする組でも一目置かれているジミー(ロバート・デ・ニーロ)と、とても短気ですぐ人を撃つトミー(ジョー・ペシ)の3人でよく組んで行動するようになる。
ある日トミーは他の組の大物マフィアを勢いで殺してしまい、ジミーとヘンリーも埋めるのを手伝った。
ヘンリーは次第に麻薬に手を出し始め、愛人もつくり家族関係は悪化していく。
ヘンリーとジミーは暴行事件で訴えられて刑務所に入るが、監視員はみな買収されており、刑務所でもやりたい放題だった。ヘンリーは4年で出所。
幹部のポーリーは麻薬には手を出すなと言っていたが、ヘンリー達は聞かずに影で大儲けする。 
ヘンリーたちは様々な犯罪に手を染め、ついにルフトハンザ空港現金強奪を成功させ600万ドルという大金を手にする。しかし大規模な計画のため足がつきそうになり、 ジミーとトミーは関係者に金を渡さず次々と口封じに殺しはじめ、そこから次第に事が上手く運ばなくなる。
ある日トミーは幹部に昇進するということで組に呼び出されるが、それは呼び出すための口実で大物マフィアを殺したおとしまえとして射殺される。身内が幹部になるという事で浮かれていたジミーは大いに落胆。一方ヘンリーも麻薬売買の疑いで逮捕される。保釈されたヘンリーをボスのポーリーは嘘をついて麻薬で儲けていたと見捨て、手切れ金を突きつける。落ちぶれたヘンリーはジミーに口封じのために殺される事を恐れ、証人保護プログラムで司法取引をし、ポーリーやジミーを警察に売り渡す。自分は今までと違った不自由な暮らしをすることになる。

感想:実際にあったルッケーゼファミリーでの話しがストーリーの元になってます。ジミーなども実在の人物らしく、根っからの強盗好きとのこと。マフィアのアウトローで贅沢な世界感というのはどこか憧れてしまいます。ヘンリーを通してマフィアのいざこざが描かれた映画で、人物がみな暴力的ですが親近感がもてるのがマーティン・スコッセシ監督の描き方なのでしょう。