ムーヴオン!観た映画の感想・考察ネタバレあり解説

最近観た映画の感想・考察・解説を独自視点でやってます!おすすめ映画ランキングなどもたまに発表してます!忌憚ない意見が特徴!※完全ネタバレなので見てない人は注意

2017年01月

ジョン・ウィックシリーズ第1作のあらすじネタバレ

2014米

最愛の女性を病気で失った元凄腕の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。
ジョンの元に一匹の仔犬が届く。彼女が死ぬ前にジョンが独りにならないために手配した犬だ。しかし5年前自分が殺し屋として在籍していたロシアンマフィアのボスの息子ヨセフが町で偶然会ったジョンの愛車に目をつけ、ジョンの家に強盗に入る。その際ジョンを後ろからボコボコにし、その犬を殺してしまう。
ジョンの暗殺者としての恐ろしさを知る組のボスのヴィゴはヨセフの無知を激しく叱責し、
ジョンに電話し金で解決しようとするが交渉は決裂。
ジョンはかつての冷静な暗殺者としての自分に戻り、殺し屋が任務中安心して泊まれるコンチネンタルホテルに滞在。殺し屋をかわしつつ、ヨセフの居場所を突き止めロシアンマフィアを殺しまくるが、すんでのところでヨセフに逃げられる。ジョンは腹いせにマフィアの隠し金庫の大金や情報をも燃やす。
ヴィゴは大人数の部下をけしかけジョンを追い詰めるが、殺し屋として雇ったジョンの友人でスナイパーのマーカス(ウィレム・デフォー)が狙撃でジョンのピンチを救ったため形勢逆転。ジョンに追い詰められたヴィゴは組の存続のために仕方なく息子の隠れ家を吐く。
ヨセフの隠れ家に乗り込み部下達を次々と殺していくジョン。ヨセフをみつけ射殺する。
ヴィゴは息子の死に打ち震え、裏切ったマーカスを殺す。
ジョンはヴィゴの動きをつかみ、護衛を次々に殺し重症を負いながらもヴィゴを倒す。
傷を負ったジョンは夜の動物病院で自分で応急処置をし、犬を一匹連れて帰る。 

感想:通常のアクション映画と違い、ジョンはもったいぶらずにパンパンパンと表情も変えずに射殺していきます。それが逆にスタイリッシュでいいです。二作目も作られているようなので期待。

ヴァイキング・サーガ

2013英

西暦793年ノーサンブリアのホーリー島。
ヴァイキングが上陸。キリスト教の修道院を襲い修道士たちをなぶり殺していた。目的は不思議な力があるという福音書。この書物を守る為に若き修道士ヘリワードは安全な他の地域の修道院へと老修道士と共に向かっていた。
護衛で来てくれるはずのエゼルウルフという戦士が遅れたため、老修道士はヴァイキングに殺される。 このときエゼルウルフが到着、ヴァイキング長ハドラダの息子を殺す。
ハドラダは怒り、部下の反対を押し切ってヘリワードたちを追う。
道を急ぐヘリワードとエゼルウルフは、途中木に囮として繋がれたエアラという女性を発見。女性がキリスト教徒でないため、殺すか助けるかで揉めていると弓矢でうたれ、ヘリワードが負傷してしまう。エアラは薬草で軟膏を作り看病。ヘリワードは窮地を脱する。3人で旅を急ぐが、ヴァイキングの長ハドラダは二人の部下と躍起になって追いかけてきた。2、3日後、ヘリワードが弓で食料を探している間にヴァイキングがエゼルウルフとエアラを襲い、エゼルウルフは戦いの末に死んでしまう。エアラは捕まり福音書も盗られる。しかしヴァイキングの部下がハドラダを裏切りナイフで殺す。狩から戻ったヘリワードは怒りに目覚め、二人のヴァイキングを殺し、エアラと共に福音書を無事に届ける。そして戦士としての道を歩むのであった。

感想:バイキングや異教徒が入り乱れて斧や剣で切り刻みまくのバトルを期待してましたが、、予告編とジャケに騙されました。戦いの描写は少なかったです。現地人がボディペイントをしておりそれは綺麗でした。全体的には史実に基づいた地味な作品。
 

フェイス/オフ

1997米 ジョン・ウー監督

6年前、宿敵でテロリストのキャスター(ニコラス・ケイジ)に幼い息子を殺されたFBIのショーン(ジョン・トラボルタ)はキャスターの逮捕に躍起になっていた。空港でキャスターを追い詰め対決するが、キャスターはジェットエンジンに吹き飛ばされて昏睡状態に。
キャスターの弟ポラックスは逮捕され取調べを受けるが、キャスターがLAに細菌爆弾を仕掛けている事が判明。
ポラックスは兄のキャスターにしか心を許さないという事で。ショーンは苦悩の末最先端の技術で自分の顔面を取り外し、キャスターの顔面を移植。キャスターに成りすまして刑務所でポラックスに近づくという極秘の任務に当たった。しかしキャスターが突然昏睡から目覚め、自分の顔がはがされた事に怒り、医者を脅しショーンの顔を自分に移植。ショーンの任務を知る関係者を殺害した。
(以下見た目で紛らわしくないようにショーン=トラボルタの姿をしたキャスターをキャスター、キャスター=ニコラスケイジの姿をしたショーンをショーンと表記します)
FBIになりすましたキャスターは意気揚々と刑務所にいるショーンに面会に行きお前は一生出られないと告げた。嘆き叫ぶショーン。キャスターはショーンの家に帰り家族にハイテンションで接する。
FBIになりさらにテロビジネスをやりやすくするため、弟ポロックスを司法取引で出所させ、自ら仕掛けた爆弾を解除。英雄になり権力を手に入れ対抗勢力を一掃しはじめる。
 一方刑務所のショーンはこれで収まるはずがなく、刑務所で暴動を起こし脱出。キャスターのアジトに行くとキャスターの愛人と子供がいた。キャスターはこれを察知し舞台を連れて自分のアジトを襲撃。二人は対峙する。
決着はつかずショーンは自分の自宅に戻る。顔はキャスターのため妻は叫ぶが二人しか知らない話をし、医者である妻に血液型を調べてみればわかると説得。
二人の最後の決着は葬式からはじまった。 激しい銃撃戦の末キャスターの愛人は死亡。ショーンはキャスターを追い詰め殺害。
ショーンは手術を受け元の顔に戻り、キャスターの子供を養子に迎えるのっだった。

感想:発想がぶっ飛んでますね。ジョントラ・ボルタとニコラス・ケイジは二人ともと一人二役をしているわけですから感服です。ジョン・ウー監督によるのアクションシーンももちろんですが二人の心情の変化もみどころです。キャスターはショーンの家族とどういう気持ちで接したのでしょうか。ショーンはキャスターの愛人と子供に会った時どういう気持ちだったのでしょうか。役が入れ替わるので結構混乱しますが大作には間違いないです。

グッド・フェローズ

1990米

ヘンリー(レイ・リオッタ)は少年の頃から夢はマフィアの一員になることであった。
ポーリーの組で使い走りから始め、みなの人望を集め次第に頭角を現す。成長したヘンリーは人の立場などを考えて行動するタイプだが野心家であった。若くしてユダヤ女性と恋におち結婚。
ヘンリーはさまざまな稼業に手を出し始め、武闘派でトラック強奪を得意とする組でも一目置かれているジミー(ロバート・デ・ニーロ)と、とても短気ですぐ人を撃つトミー(ジョー・ペシ)の3人でよく組んで行動するようになる。
ある日トミーは他の組の大物マフィアを勢いで殺してしまい、ジミーとヘンリーも埋めるのを手伝った。
ヘンリーは次第に麻薬に手を出し始め、愛人もつくり家族関係は悪化していく。
ヘンリーとジミーは暴行事件で訴えられて刑務所に入るが、監視員はみな買収されており、刑務所でもやりたい放題だった。ヘンリーは4年で出所。
幹部のポーリーは麻薬には手を出すなと言っていたが、ヘンリー達は聞かずに影で大儲けする。 
ヘンリーたちは様々な犯罪に手を染め、ついにルフトハンザ空港現金強奪を成功させ600万ドルという大金を手にする。しかし大規模な計画のため足がつきそうになり、 ジミーとトミーは関係者に金を渡さず次々と口封じに殺しはじめ、そこから次第に事が上手く運ばなくなる。
ある日トミーは幹部に昇進するということで組に呼び出されるが、それは呼び出すための口実で大物マフィアを殺したおとしまえとして射殺される。身内が幹部になるという事で浮かれていたジミーは大いに落胆。一方ヘンリーも麻薬売買の疑いで逮捕される。保釈されたヘンリーをボスのポーリーは嘘をついて麻薬で儲けていたと見捨て、手切れ金を突きつける。落ちぶれたヘンリーはジミーに口封じのために殺される事を恐れ、証人保護プログラムで司法取引をし、ポーリーやジミーを警察に売り渡す。自分は今までと違った不自由な暮らしをすることになる。

感想:実際にあったルッケーゼファミリーでの話しがストーリーの元になってます。ジミーなども実在の人物らしく、根っからの強盗好きとのこと。マフィアのアウトローで贅沢な世界感というのはどこか憧れてしまいます。ヘンリーを通してマフィアのいざこざが描かれた映画で、人物がみな暴力的ですが親近感がもてるのがマーティン・スコッセシ監督の描き方なのでしょう。

はじまりのうた(Begin Again)

2013米

グレタ(キーラ・ナイトレイ)は恋人のデイヴ(アダム・レヴィーン)と一緒に音楽活動をしていたが、デイヴの曲が映画主題歌に抜擢され、二人でニューヨークへ行くことに。デイヴはレコーディングなどで忙しくなり、二人の間に次第にすれ違いが生まれる。結局デイヴはレコード会社の女性と浮気し二人は破局。 
グレタはかつての音楽仲間で弾き語りをしているスティーヴに会いに行き、スティーヴのライヴで特別ゲストということで渋々自身の曲を披露する。観客の乗りこそいまいちだったが、酔っ払いで落ち目の音楽プロデューサーのダン(マーク・ラファロ)の目に留まり、アルバムを作ろうという話になる。ダンは妻とも別居状態で娘との関係も微妙。自分が立ちあえげた会社を首になりなんとかアルバムの制作費だけでも出してもらおうとするが失敗。そこでダンはグレタとスティーヴと一緒に街のアマチュアミュージシャンを集め、路地裏や屋上など街のいたるところで野外レコーディングを企画する。ドラマーとベースがいなかったのでかつて自分がプロデュースし、今や大スターのラッパー(シーローグリーン)にお願いに行くと、ドラマーとベースは自分が金も払って用意すると快諾。 
最初はダンを信頼していなかったグレタだが、ダンも奥さんに浮気され酷く傷ついた過去がある事を知り距離が縮まる。そして好きな曲再生リストを見せ合い、お互いのフェイバリットを聴きながら街中を踊り歩き、二人の間に信頼関係が生まれる。
街のさまざまな場所で野外レコーディングが始まり、騒音が入ったり、警察に追われたりとてんやわんやで作業が進んでいく。そのうちの一曲ではダンの娘もレコーディングに参加し、親子の仲も深まる。
一方デイヴはグレタに再び接近し、かつてグレタが作った曲を音源にしたといって聴かせる。グレタはポップスのアレンジに不満を述べるが、デイヴは観客にすごく受けているという。デイヴはグレタを忘れる事ができず、グレタを自分のライブに招待し、グレタが作ったときのしっとりバージョンでその曲を演奏する。グレタは感動し涙を流すがその場を去ってしまう。
レコーディングは決して録音しやすいとはいえない環境であったが、ダンの音楽プロデューサーとしての力が発揮され素晴らしい音源が出来上がる。ダンはグレタにレコード会社との契約をすすめるが、グレタは契約を断ってしまう。そこでダンとグレタはネットでアルバム音源をわずか1ドルで販売。シーローグリーンもその音源の出来に満足しツイッターで発信。アルバムは爆発的な売上を見せハッピーエンド。

感想:ダンとグレタがクラブで自分達だけ違う曲を聴きながら踊るシーンが素敵でした。
マルン5のアダムもわかりやすいミュージシャン像ではなく、ちょっとナード的な雰囲気を出していたのがよかったです。マーク・ラファロは相変わらずいい味を出しています。

サスペリアPARTⅡ(PROFOUNDO ROSSO)(紅い深淵)

1975伊

ある夜殺人が行われていた。子供の声がレコードから聞こえ、血のついた包丁が落ち、子供がそれを目撃する。

女性超能力者ヘルガは自身の講演会で強烈な気配を感じ取り、この会場に人殺しがいる、これからも殺人を行うだろうと叫ぶ。
アメリカからきたJAZZピアニストのマークは道で酔いつぶれる友人でピアニストのカルロを見つけ声をかけていた。しばらくたわいもない話を続けるが、突然女性の叫び声が聞こえた。マークは急いで声のしたアパートに向かうと、超能力者のヘルガが惨殺されていた。外を見るとコートを着た人物が駆け足で去っていく。ヘルガと面識はなかったマークだが、第一発見者として警察からしつこい取調べを受け、そこへずうずうしい女性新聞記者のジャンナも現われる。マークは殺されたヘルガの部屋に入ったとき、廊下にいくつも飾ってあった不気味な人の顔の絵画が、部屋から出るときは一枚無くなっていたという考えが頭から離れず、まだ外でぶらぶらしている友人カルロに相談する。カルロは人間にはよくある勘違いだ、深入りするなとマークに忠告する。しかしマークは事件の真相がどうしても気になり、女性記者ジャンナと協力して独自捜査を開始する。
マークは事件の手がかりを探るべくカルロの家を訪ねるが、元女優のカルロの母親が出迎え、カルロは友人の所にいるといった。教えてもらったアパートを訪ねるとの女性の格好をした男性が出迎え、部屋にいたカルロは自分は同性愛者であると告白する。
ある時自分の部屋で作曲中のマークであったが、突如子供の声の音楽が聴こえ、必ず殺してやるという犯人の声をドアの外から聞こえた。
次の日、犯人がかけた子供の声のレコードを買い、ヘルガの友人の心理学者のジョルダーニの所に相談に行くと、ジョルダーニの友人の心理学者が、何年か前に子供の声が聞こえてくる館を題材にした本を読んだという脈絡の無い話になった。マークはそれが気になったので、図書館で本を見つけて館の写真のページを破り、著者の女性に会いに行く。しかし著者の女性ははマークがつく前に風呂場で熱湯で殺される。マークはなぜ犯人は自分の行動を事前に察知しているのか疑問を持ちながら、ジョルダーニに電話で著者が既に殺されたと告げた。話を聞いたジョルダーニは著者の自宅に行き、湯気に浮かび上がる壁のダイイングメッセージを発見。
マークは館の写真に写っていた植物をたよりに館の場所を探し当て、館の管理人に頼み中を捜索する了承を得る。側にいた管理人の娘はトカゲに針をさして遊ぶすこし不気味な女の子であった。
マークは館の中で、子供が大人を殺す謎の絵画を発見。しかしそれ以上の発見は出来ず家に帰る。
ジョルダーニが書斎で著者殺害のダイイングメッセージについて考察していると突如不気味な声が聞こえた。恐怖で紅茶を口から吹き出すジョルダーニ。突如子供のからくり人形が飛び出してきて、ジョルダーニはそれをナイフで壊した。恐怖で笑ってしまうジョルダーニ。犯人により首に不意打ちをくらい、家具の角に歯を何度も叩きつけられ殺される。
マークは新聞記者のジャンナに電話をかけると、ジョルダーニが殺されたということであった。
写真と実際の館が少し違う気がしたマークは、館の住所を部屋に残し、再び館に行き館の隠し部屋とその中にある男性の死体を発見する。しかしその直後背後から何者かによって殴られ館は火をつけられる。マークは駆けつけたジャンナに救出され外で介抱された。
二人は館の管理人の家に行くと、管理人の娘の部屋に屋敷で見たものと同じような子供が大人を殺す絵があった。
マークは管理人の娘に詰め寄り、その子はレオナルド・ダ・ヴィンチ小学校の資料室でその絵を見たといった。
そして二人は夜の小学校に忍び込む。マークは資料室で過去の小学生達が書いた絵の束を片っ端からさがし、館の壁に書かれていたものと同じ絵を発見。書かれている名前を確認する。一方マークと離れてしまったジャンナは犯人に刺されてしまう。
マークのもとに犯人が忍び寄る、それは友人カルロだった。子供が大人を刺す絵を描いたのはカルロだったのだ。カルロは残念だといいながらマークを殺そうとする。しかし間一髪で警察が踏み込み、カルロは逃走する。
しかしカルロは逃走途中でトラックに脚を引っ掛け、そのまま引きづられながら他の車に頭を潰され死亡。

ジャンナはなんとか一命を取りとめ、事件は解決したかに見えたが、マークはまだ引っかかっていた。通りを歩きながらヘルガが殺された瞬間はカルロは自分と外にいたのだから殺人は無理だということを思い出し、事件の真相が見え始め、ヘルガの部屋に入りトリックの説明をする。ヘルガの部屋の廊下に飾られていた絵が一つ無くなったのではなく、来るときに鏡で犯人をみており、部屋から出るときはそれが見えなかったのだと気づく。鏡を見るとそこにはカルロの母親が映っていた。ナタで切りかかるカルロの母親。マークは傷を負うが、アパートのエレベーターにカルロの母親のネックレスを引っ掛けボタンを押した。カルロの母親はネックレスで首を切断し血が床に流れ落ちる。血の海にマークの顔が映ってエンドロール。


感想:全体的に構図が素晴らしく絵画のようなサスペンス。ストーリーが完全に辻褄が合ってるわけではないが、勢いで押し切っています。からくり人形が意味も無く飛び出してきますが、それ自体がワクワクです。
イタリアのプログレッシブロックバンド、ゴブリンの音楽もとてもよかったです。サスペンスなのにドラム叩きまくりの音楽で、映像に非常にマッチしています。
こんな攻めまくりな感じのサスペンスがこの時代にも生まれる事を期待したいです。
参考:サスペンス映画おすすめランキング最強ベスト52!どんでん返し最高! 

ヴィジット

2015米

母子家庭の姉ベッカと弟タイラーは、母親が不仲で連絡を取っていなかった母の両親の家に一週間滞在する事になり、映画はベッカのとタイラービデオカメラで撮ったPOV形式で進む。
母によると祖父母は病院でボランティア活動をしているいい人とのことだった。
家についてからはタイラーが得意のラップを疲労したりおばあちゃんの手料理を食べたりといい雰囲気だった。しかしおじいちゃんは地下室はかび臭いから入るなと二人に忠告。
夜ベッカが部屋から出てクッキーを取りに行こうとすると。おばあちゃんが白いブラウス姿で階下で嘔吐を繰り返しており、急いで部屋のドアを閉める。翌朝おじいちゃんに話すと、おばあちゃんはお腹の風邪だと適当な事を言われる。おじいちゃんも外の納屋にオムツを隠したり、二人してかなりおかしい。たまに病院関係者が訪問してくるがちょうど祖父母はいない。
訪問者は病院での出来事をきいたかしら?とベッカとテイラーに話しかける。
祖父母の異常行動を母にスカイプで相談するが、両親は元々おかしいといって問題視しない。
おばあちゃんは夜中走り回ったり明らかに行動がエスカレートしてきたので、ベッカとテイラーはリビングにビデオカメラを仕掛ける。朝観てみるとカメラを見つけたおばちゃんが包丁を持って二人の部屋を空けようとしている場面が映し出された。
母にまたスカイプで連絡し、外にいる祖父母をWEBカメラで写すと母は青冷め、その人達は私の両親ではない、二人とも隣人の家に逃げてといった。 
しかし鍵も閉められなかなか逃げる隙が無く、おじいちゃんは夜ゲームをしようといい二人は渋々承諾。
祖母は先に退出。ベッカはゲームから抜け出し地下室を見に行くとそこには本物の祖父母の死体があった。
パニックになるベッカはおじいちゃんに捕まりおばあちゃんの部屋へ押し込まれる。そこでおばあちゃんに殺されそうになるが、ベッカはガラスでおばあちゃんを突き刺し殺害。
おじいちゃんは台所でタイラーをビビらせて殺そうとしていたがベッカが割り込み、我に返ったタイラーがおじいちゃんにタックルし冷蔵庫で何度も挟んで殺害。二人はやっときた母と警察に保護される。
最後は元気になったタイラーのラップでエンディング。 

感想:病院が出てきた時点で祖父母が精神病棟から脱走した偽者だと予想できてしまったので、その点は残念でした。おばあちゃんの深夜の異常行動自体が衝撃。タイラーは13才の男の子でしたがラップがイカしてました。衝撃的なシーンが多いので綺麗好きの人は見ないほうがいいかもしれないです。

オデッセイ

2015米

火星に滞在しミッション中の一団を大規模の砂嵐が襲う。探査チームのリーダーはすぐに火星からの退避を決めるが、ロケットに向かう途中でマーク(マット・デイモン)に折れたアンテナがぶつかり吹き飛ばされる。マークの宇宙服も損傷してる事もわかり、砂嵐で捜索する時間もない為、マークが生き残る可能性は低いとしてチームは宇宙船を発射させた。
マークが気がつくと火星の砂の上に一人取り残されていた。アンテナが腹部に刺さり、偶然血で穴が塞がっていたため生き延びれたのだ。植物学者の知識を生かし、火星の基地内で宇宙食からジャガイモを育てる事に成功。過去に火星で破損した無人探査機を見つけ出し、NASA宇宙局との交信にも成功する。一方NASAはマークを助けるため、次の火星の有人探査までマークがもつように補助食料をロケットで打ち上げるが失敗。火星までいけるロケットの開発が間に合わないため作戦を変更し、地球に帰還するメンバーの宇宙船に中国のロケットで食料を送り、メンバーは地球に帰らずそのままマークの救出のために火星に戻るというプランにした。マークはNASAの研究者と連絡を取り合い、火星に戻ってきたチームの軌道まで自分を打ち上げ、無事救出される。

感想:火星まで行くのに何百日もかかるという事がこの映画を面白くしてると思います。
NASAが失敗し中国に助けを求める露骨な中国推し(笑)。
まあ中国もいい俳優沢山いるのでアジア勢として世界に羽ばたくのだと前向きに捉えましょう。
火星で前向きに生き抜くマーク、ところどこでのジョークが笑えます。 そのせいか全体的に緊迫感がないです。

トランスポーター

2002仏米

フランク(ジェイソン・ステイサム)は金次第で何でもする運び屋。今日も銀行強盗から安全な場所まで移送するという依頼を受けてプロの仕事をこなしていた。
ルール1、最初の契約内容からの変更は一切しない。ルール2、名前は聞かない。ルール3、中身は絶対に開けない。 そんなフランクを地元のタルコーニ警部は怪しんでいた。
ある日フランクは大型のバッグを運ぶ依頼を受けるが、道途中タイヤがパンクしたのでトランクを開けるとバックが動いていた。ルールーを破って中身を開けると中国人の女性が入っていた。 フランクは不憫に思いジュースを与える。隙を見て逃げ出す女性をバッグにしまい込み、依頼主でマフィアのボスウォールのもとにバッグを届けるが、ウォールからもう一つ依頼を受けてほしいといわれ荷物を受け取る。途中で店で休憩し車に向かうと車が爆発。実はウォールはフランクが荷物を開けた事を知り、殺そうとしたのだった。フランクは怒り狂いウォールのアジトへ向かう。アジトにいる人間をボコボコにするが、ウォールは外出中でいなかった。アジトの車を盗み家に帰るフランク。しかしその車の中には先ほどのバッグの中身の女性ライも紛れ込んでいた。一度はライを捨てようとするが、情が芽生え家に連れ帰る。次の朝起きるとライは調子に乗ってマドレーヌを焼いていた。まんざらでもないフランク。しかしフランクの爆発した車のナンバーをたどってタルコーニ警部の質問を朝から受けるハメに。何とか質問を交わしタルコーニは帰るが、ウォールの組織の狙撃部隊がフランクの家にミサイルや弾丸を雨あられと撃ち込む。 ボンベで水中経路を通り、隠れ家にたどり着き、フランクとライは助かる。
ライの話ではウォールの組織がコンテナでの人身売買に関わってるとのことで、フランクとライはウォールの所に殴りこむ。しかしライの話には嘘があり、人身売買の黒幕はライの父親だった。フランクは殺されそうになるが、間一髪のところで警察が踏み込み、警察に身柄を拘束される。フランクは拘置所でタルコーニ警部に400人がコンテナで輸送されてくるという話と、自分が運び屋で自分なら事件を解決できると持ちかけ、タルコーニ警部の演技で警察署から逃げ出す。コンテナに向い組織の子分たちを次々となぎ倒し、トラックで輸送されるコンテナでカーチェイスを繰り広げ、何とかボスのウォールを殺害。最後にライの父親に殺されそうになるが、ライが父親を撃って事件は収束。

感想:ジェイソン・ステイサムは強い。そして女性にデレデレ。 黒幕のライのオヤジは眉が細くてオネエみたい。いろんな部分で楽しめるアクション映画です。 

ショーン・オブ・ザ・デッド

2004英

今日も近所のパブ「ウィンチェスター」で、 親友でルームメイトでデブでニートのエドと酒を飲む電気店勤務の冴えない男ショーン(サイモン・ペグ)。二人は毎日一緒にゲームするほど仲がいい。恋人のリズはいつもパブに連れて行かれるのに飽き飽きし、エドをにばっかり構うのは止めてというが、ショーンはエドは他に友達がいないしかわいそうだからと決めきれない。リズは明日は二人きりでレストランで食事しようとショーンにお願いする。了承しレストランを予約したショーンだったが、次の日リズの留守電を聞き逃し予約時間を変更し忘れたため、リズに「今日もパブに行こうか?」と言って振られてしまう。
失恋の傷を癒す為にまたエドとパブで飲みつぶれるショーン。この頃には町の人々は次々ゾンビ しているが、ショーンとエドは注意散漫なので全く気づかない。次の朝酔いからさめ庭を見ていると一人の女性ゾンビがゆっくりと二人に襲い掛かるが、二人は酔っ払いだと思って突き飛ばす。鉄柱に突き刺さった女性が動くのを見て二人はことの重大さに気づき、家に入りニュースを見る。ゾンビは頭部を強く殴ると死ぬ。ショーンとエドはスコップでゾンビをたこ殴りにするのだった。
ショーンはとりあえず恋人リズと母を助けに行こうとするが、避難場所をエド検討した末、酒とタバコがすえるパブに決定。まずショーンは母親の家に行くが義理の父親は既にゾンビにかまれていた。二人を連れ出し、リズのアパートへ。リズのルームメイトもつれて。計7名でパブに向かう。途中社内で義理の父親がゾンビかしたため、みんなは車から脱出。民家の庭を歩いて通るルートを選択し、パブの前の道まで着くが、パブ前の通りにはゾンビがうようよいた。仕方なくみんなでゾンビのまねをしながらパブの中に何とか入る。しばらくはみんなで飲んでいたが、やがてショーンの母親も噛まれていたためゾンビになりこれを射殺。パブもゾンビに囲まれ始めリズのルームメイトも喰われてしまう。エド、リズ、ショーンはパブの地下に逃げるがエドもかまれてゾンビ化しかけていた。なくなくエドをおいて地下からパブの外へ脱出する二人。そこに軍隊が到着し何とか事態は収束する。
半年後ショーンとリズは一緒に暮らしていたが、ゾンビにも多少生きていたときの習慣がのこっていることがわかり、ショーンはゾンビになったエドを納屋にかくまい一緒にゲームしていた。 

感想:ところどころにパンチの効いたギャグが満載。ショーンを先頭にみんなでゾンビの真似をして通りをいくところは爆笑名場面です。 何人かでワイワイ見たいゾンビ映画。
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