ムーヴオン!観た映画の感想・考察ネタバレあり解説

最近観た映画の感想・考察・解説を独自視点でやってます!おすすめ映画ランキングなどもたまに発表してます!忌憚ない意見が特徴!※完全ネタバレなので見てない人は注意

最近または以前見た映画のストーリーと感想を簡潔にまとめてます。※完全ネタバレ

ウォーキング・デッドはなぜ人気!!シーズン1〜シーズン9まで一気見した感想や登場人物について

今年の5月〜6月にかけてウォーキング・デッドをシーズン1〜シーズン9まで一気に観ました。

思っていたよりもかなり面白く、楽しめました。 そして観ているうちに、なぜウォーキング・デッドが世界的な人気を博したのか?段々わかって来たので、その理由を紹介したいと思います。

※ネタバレあり!!!

理由1 登場人物の成長

ウォーキング・デッドの一番の醍醐味は、ウォーカー(ゾンビ)をバッタバッタ倒すことではなく、それぞれの登場人物が、物語ごとにどう成長していくか!?ということです。

例えば、シーズン1で夫のエドからDVを受けていたキャロルは、シーズン4あたりからナイフの使い方や銃器の使い方に慣れてきて、シーズン5では敵のアジトは全壊させるほど強くなっています。
普通のか弱い主婦がここまで強くなるんだ!という感動を覚えました!

そして、主人公のリックについても、シーズン1〜シーズン2まではかなり正義漢ぶった人物だったにもかかわらず、シーズン3以降は人間も敵ならすぐに殺すという冷血漢に変貌します。


理由2 人間ドラマ 

個々の成長だけではなく、ウォーキング・デッドはヒューマンドラマとしても魅力的です。

例えば主人公の息子カールは、シーズン3くらいまでは年齢的には小学生であったにも関わらず、たくさんの人間の死を見てしまったので、性格がスレてねじ曲がってしまい、人を殺してしまいます。
しかし、その後父のリックと農作業などをしていったり、ミショーンという人物と語ったりするうちに、聖人君主のようになって来て、最後には、敵対する組織、救世主のボスニーガンと父のリックに手紙を書いて双方和解するよう提案するなど、人間的に素晴らしい人物になります。

カールがここまで変わったのもいろんな人物との関わり合いがあったからだと思います。

理由3  登場人物の劇的な死

ウォーキング・デッドでは主要な登場人物が、思わぬところで死んでしまったりします。その死に方が、今までの生き様をマジマジと見せつけるようでカッコいいのです!

例えば、一番人気のダリルの兄、メルルは、生き抜くためならなんでもやる卑劣な男でしたが、最後は本来持っていた優しさを見せて、敵の中に一人で突っ込み死んでウォーカー(ゾンビ)になります。そしてメルルがウォーカーになった後、弟のダリルは泣きながら彼を殺します。


ウォーキング・デッドは人がどう生きていくか!?というところばかりに重点をおいているわけではなくどう死ぬのか!?というところにもスポットを当てているのが特徴的かつ魅力的だと思います! 
 

アベンジャーズエンドゲームの感想(※ネタバレ有り)!!

※この記事はネタバレ含んでいるのでアベンジャーズエンドゲームを観賞した方のみご覧ください!

久しぶりのブログ更新で胸がソワソワ?している。

4/26にアベンジャーズ エンドゲームを観てきた!MARVELシリーズはアイアンマン1から割と好きで観ているのだが、今作はその集大成といえる名作になった。

考察については他のブログで書いているので、こちらでは感想だけまとめてみる!

エンドゲームの良かった点は、タイムトラベルという設定にしたことである。

タイムトラベルはバックトゥザフューチャーをみてもわかるように、細かい点はさておき過去の自分や肉親に会うという人間の願望の根本的な部分を叶えることができる。(過去の自分の健気な姿を見たい!過去の家族の頑張りを見たいって誰しもが考えたことあるよね!)

アベンジャーズは登場人物も多いので、タイムトラベル設定にするとそういった感動が掛け算的に増して行くのである。

そう考えると監督のルッソ兄弟や製作陣からはそこまで計算してタイムトラベルにしたのではという計算高さも伺える。

もう一つ非常に感動できた理由は、過去をなかったことにしなかった!という事。
タイムトラベルものでは時間を遡り過去を改変するという技が使われることがあるが、アベンジャーズ エンドゲームはあくまでも過去は変えられないので、現在の2023年で失われた仲間を取り戻し、サノスをも倒した!

サノスによる失われた5年間を受け止め、それでも前に進もうとしたアベンジャーズは最高の感動を与えてくれた!Rest and peace!



参考文献
アベンジャーズエンドゲーム 考察 ネタバレあり!
エンドゲームのタイムトラベル考察! 

リジェネレーション(Brand New you)

2015年 イギリス

恋人同士のスレーターとナディア。ある日スレーターの誕生日を2人で祝っていたが、そこに銃をもった機動隊のような集団が現われてナディアが連れさらわれてしまう。走って追いかけるスレーターだったが街道で公衆電話が鳴り、そのまま部屋へ戻れとつげられる。 部屋に戻るとそこにはナディアがなぜか機動隊の服装で死んでいた。また電話がかかってきて、それはナディアではない。知りたければブランドニューユーという会社に来いといわれる。スレーターが会社にいくと、ナディアは今新しい人生を送っているということでスレーターも新しい人生を依頼する。新しい人生でスレーターは記憶を失っており、以前とは別の場所で暮らしていた。その状態でナディアと再び会い恋に落ちるが、ナディアはまた連れ去られてしまう。スレーターはまた別の場所で暮らせと脅され、移動した先は高層ビルの一室でそこに来た人物にたくさんの武器を与えられる。そこにある望遠レンズを覗くと反対側のマンションでナディアと別の自分が暮らしているのが見えた。しばらく監視したあと反対側のマンションの部屋に乗り込み、ナディアと会う。そして部屋に戻ってきた別の自分を殺して終わり。

感想:見初めから嫌な予感がしましたが見事的中。まったく説明などが無いので最後まで意味不明なまま終わります。結局別の人生とは何か、自分達の分身はなんなのか重要な部分に一切触れてません。そういう意味不明系の映画だとしても納得いかないです。強いていえば独特な世界観と映像は評価できるかと思います。ジャケはすごい面白そうだったのですが当てになりませんね。

ソードフィッシュ

2001米

ストーリー:以前天才ハッカーとして名を馳せていたスタンリー(ヒュー・ジャックマン)は刑期を終えたあと、しけたトレーラーハウスにひとりで住みオイル採掘の仕事をしていた。そこに高級車に乗ったジンジャー(ハル・ベリー)が唐突に現われ。10万ドルを手付金として差し出しハッキングの仕事を依頼する。最初は渋ったスタンリーであったが、元嫁がポルノ会社の経営者と再婚し、娘の将来を心配して親権を取り返すための裁判の費用が必要なため仕方なく了承する。
丁度その頃もうひとりの天才ハッカーが空港で警備員に捕まり、取調べ中に殺されていた。
ジンジャーと雇い主のところに行くとそこにはガブリエル(ジョン・トラボルタ)という男がクラブで美女達と席についていた。スタンリーはテストと証してガブリエルの部下に取り押さえられ、60秒でこのシステムを解除できなければ殺すとパソコンと銃を突きつけられる。結局60秒を切っても銃は放たれずガブリエルのジョークではあったが、スタンリーは61秒でシステムを解除する。
ガブリエルの豪邸に住み込みでとあるプログラムを作成するスタンリー。あるときジンジャーの部屋を通りかかると彼女は盗聴器をつけていた。わけを尋ねるとジンジャーは実は麻薬取締局であると明かす。
スタンリーはシステム作成中ワインセラーにいくとそこにはガブリエルの死体の様なものがあり驚くが丁度そのときガブリエルから呼び出され外出する。
コーヒーを飲みながらのガブリエルの話によると、麻薬取締局が昔ソードフィッシュ計画で作ったダミー会社が利益をあげその金が95億ドルに達しているので銀行を襲撃しそこのシステムからそれを別の場所に送金するということであった。ガブリエルは自分達は正義のためにテロリストと戦う存在であるといっていたが、スタンリーはテロリストと変わらないと言ってのける。しかし元妻宅を襲撃され元妻と再婚相手は死亡。娘を人質に取られたため決行日に参加することになる。
銀行を襲撃した集団は人質たちに爆弾と沢山のベアリング球 を一緒に括り付け、一定の距離が空くと爆発するようにした。特殊部隊がそれを知らずに人質1名を建物から引き離してしまい大爆発。ベアリングによりあたり一体に被害が出る。スタンリーは送金を偽造しガブリエルを出し抜こうとするが失敗。このとき爆弾をつけられてない娘は何とか特殊部隊に救助される。ガブリエルはジンジャーの首に縄をかけて吊るし、60秒で金を送金しないとこの女は死ぬと脅す。スタンリーは金を送金するが、ガブリエルはジンジャーを銃で撃つ。
ガブリエル一団は人質とスタンリーをバスに乗せ、電話で警察側に用意させた空港へ向かう。しかし実際の逃亡作戦は、空港に向かわず走行中に空輸機をバスに引っ掛けビルのとある屋上まで移動。そこでヘリで逃亡するというものであった。ガブリエルたちはビルの屋上からヘリで逃げようとするが、スタンリーは一団がバスの中に装備として置いていたロケットランチャーに弾をこめ、ヘリを爆破。
後日FBIとガブリエルの死体確認をするが、スタンリーはこれがワインセラーに置かれていた物だと悟る。本物はヘリには乗らずビルから逃げたのだ。ジンジャーも実は麻薬取締局でなく死体もなくなっていたため、ガブリエルと逃走したのだとわかる。そしてスタンリーは娘と新たな生活を始めるのであった。

感想:ソードフィッシュは直訳するとメカジキ。600台のカメラで多角度から映したという爆発シーンは見もの。監督のドミニク・セナはミュージックビデオを多数手がけているらしく、随所随所で華がある映像が観れます。他のサイトでガブリエルが要所要所でミスディレクションという言葉を連発してるのと黒幕の上院議員に自分の名前も忘れたと言っているシーンから、ジョン・トラボルタはガブリエルではなく、ガブリエルに成り済ましていた人物ということが言えると記載があり、死体の件もあるしそちらのほうがしっくりくるなあと思いました。
ストーリーは辻褄が合わないところがいくつかありますが、ヒュー・ジャックマンもトラボルタもカッコよかったので細かい事を気にせず楽しめます。 

やさしい本泥棒(The book thief)

2013米独

あらすじ:1930年代、少女リーゼルは幼い弟をなくし、一人でドイツのハンス( ジェフリー・ラッシュ)とローザの老夫婦の下へ里子に出された。夫のハンスはリーゼルに優しかったが、ローザは口が悪かったため、リーゼルは新生活当初は本当の母親の所に帰ることばかり考えていた。学校でも余所者として扱われて不安ばかりであったが、ハンスに字の読み方を教わったり、となりに住む同い年の少年ルディと仲良くなるにつれてだんだんと新生活に打ち解けていく。
やがてナチスの独裁色が強まり、ハンスの戦友の息子でユダヤ人である青年マックスを地下にかくまう事になった一家。マックスは外に出られない生活の中でリーゼルの一日の報告を生きがいにしていた。
ある日ナチスの政策により外国の本を町の真ん中でみんなで焼くあつまりがあったが、文字を読めるようになり読書に興味がわいてきたリーゼルは焼け残った本を1冊盗んでしまう。それを市長夫人は車から見つめていた。ある日ローザは市長宅の洗濯物とアイロンがけした物を届けるようリーゼルにおつかいを頼む。リーゼルが市長宅に着くと、戦争で自分の子供を亡くした市長夫人がリーゼルを可愛がってくれ、本が読みたいならうちにきた時は本を読んでよいといいリーゼルは喜ぶ。しかし暫くするとそれが市長にばれ、リーゼルは市長宅に入れなくなってしまう。一方マックスは寒い地下での生活がたたって病気になり、みんなで看病する日が続く。リーゼルは市長宅に忍び込み本を盗ってきてマックスのためにたくさんの本を朗読する。ある日リーゼルの学校にローザが急にやってきて、マックスの容態がよくなったといって二人で泣いて喜ぶ。しかしナチスの力はさらに強くなり、マックスは自分のためにこの家族を犠牲に出来ないと家を出る。
戦争が始まりハンスは老齢にも関わらず徴兵され、ルディも身体能力の高さからエリート兵としての進路が決まってしまい、リーゼルは大切な人達がいなくなってしまう事を嘆く。ハンスは軽い怪我をし戦地から帰ってくることが出来たが、ある夜の空爆で街一体が被害にあい、近所はリーゼルを残して全員死んでしまう。行き場を失ったリーゼルは市長宅で養われることになる。のちに生き延びたマックスとリーゼルは再会。最後はリーゼルの生涯を語り部が締めくくる。

感想 :人の優しさと人生の不思議さを描く映画ですが語り部はなんと死神。リーゼル役の子が素晴らしかった。もちろんジェフリー・ラッシュもすごくいい雰囲気でした。開始5分位から面白かったです。過酷な状況の中で少女リーゼルを通じ、ハンス、ローザ、ルディ、マックスのそれぞれの立場からの優しさが垣間見れました。登場人物みんないい人でしたが、戦時中という事もあって悪者がいなくてもマイ・インターンみたいに刺激不足にはなっていないです。音楽も大御所ジョン・ウイリアムス作曲でばっちり。
とても完成度の高い映画だと思いました。優しさに触れたい人におすすめです。 

アマゾン・クルーズ

ストーリー:製薬会社に勤めるミナは、アマゾン現地で研究している叔父のジョンから先住民族が使うカエルの塗料が癌の特効薬になる可能性が高いと連絡を受け、同じく製薬会社に勤める恋人のベンやその他スタッフとサンプルを取りに現地へ向かう。現地で先住民族の儀式に参加し話を聞くと、みなアンヤンガという森を荒らすものを懲らしめる精霊を異様に恐れていた。当初はジョンの持っていたサンプルを持ち帰るだけの予定だったが、何者かによってテントの中があらされサンプルも無くなってしまう。このままじゃ帰れないとメンバーはアマゾンの奥へカエルを求めて移動する。ジョンが使っている小屋に到着しそれぞれ休息をとるメンバーだが、夜になると何かの声が聞こえて一同パニックになる。銃を持ちあたりを見て回ったが結局なんでもないという事になり、翌日から森の奥を探索。夜にカエルを見つけ歓喜するが翌朝女性メンバーの一人が倒れ、テントで睡眠中に肌が腫れ上がり死亡。他のメンバーもバラバラの状態で発見されたり不可解な死亡が続く。実はベンは製薬会社から特効薬の存在を闇に葬るようにいわれ、口封じにみなを殺していたのだった。恋人のミナとカメラマンは最後にその事実を知り逃げ出すがベンはカメラマンを殺害。ミナを殺そうとするが何者かに八つ裂きにされてしまう。最後にカメラに魔物のような影が映って映像は終わり。結局生存者はいなかった。

感想: POV(主観カメラ)形式です。 騙された。。猛獣達が勢ぞろいして襲い掛かるパニック映画かと思いきや、、そんな描写は少しも無く、どこからか取り繕ったワニやジャガーの映像をたまに流すだけ。精霊だったらアマゾンが舞台じゃなくていいじゃん。加えて人間も犯人として絡んでいるのでもう何に怯えていいのかわからなくなってしまったし、それによってリアリティがさらに損なわれPOVの良さが半減。最近見たヴァイキング・サーガとかもそうだけどジャケで騙さないでください。

マーサ、あるいはマーシー・メイ

2011米

概要:カルト集団が暮らす山間から逃げ出し、姉夫婦のもとで暮らし始めたマーサであったが、2年間に及ぶカルト集団での生活やトラウマがフラッシュバックし、日常生活に支障をきたしてしまうようになる。やがて姉夫婦も手に負えなくなり病院へ入れることに。病院に向かう途中1台クルマがついてきてマーサがそれは教団から連れ戻しに来た車ではないか?と考えているところで終わり。

感想:マーサが姉夫婦との生活に戻っても上手く馴染めず、自ら逃げ出したカルト集団では自分の居場所があったような錯覚に悩まされている様子が見所。カルト集団での生活の描写に非常にリアリティがあり興味深い。小さな集団が自給自足で生活しているのですが、カリスマ的な男性がいて、それをあがめる人が周りにいると人は自然にそれになびいてしまう。それは現実生活でも同じかも知れないですね。個々の考えはそれぞれあっても、集団になると権力を得るための行動に走り、結果みんな迷走するという心理は非常に興味深いです。

バイオハザードⅤ リトリビューション

2012 米

前作でウェスカーを倒し船の生存者達と一緒にいたアリス(ミラ・ジョヴォビッチ)をかつての仲間ジル率いるアンブレラ社の部隊がヘリで襲う。アリスは船から落ち意識を失った。

目を覚ますとアリスは普通の家庭の主婦になっており、夫と耳の不自由な娘と一緒に暮らしていた。しかしそこにアンデットが突如襲来。夫は襲われ娘と家から脱出。近所の家に逃げ込み娘を隠すが、そこでアンデット化した夫に襲われてしまう。

また目覚めるとアンブレラ社の尋問室に入れられジルに見下ろされていた。しかしなにものかがコンピューターをハッキングし扉を開けたためアリスは部屋から脱出する。通路を進むと東京の街に出て、アンデットたちに襲われた。数が多すぎるので倒しながら建物の中に戻ると、エイダという元アンブレラの工作員がいた。エイダは敵かと思いきや、側にあるモニターに死んだはずのウェスカーが現われ、現在コンピューターのレッドクイーンが人類滅亡のために暴走しているのでそれに対抗するためにアリスを救出し仲間に加えたいとのことだった。アリスがいる場所はじつは東京ではなくロシア北の氷の下にある広大なアンブレラ社の実験施設でニューヨークや東京、モスクワなどのエリアに分かれており、ウェスカーが派遣した救出チームと合流することになった。それぞれのチームにレッドクイーンがマジニなどのアンデットを仕向けそれを倒しながら進んでいく。ある街につくとアリスのクローンの死体があり、その家には耳の不自由な女の子が隠れていた。冒頭の幸せな家庭を襲ったアンデットたちのワンシーンはこの実験施設で行われたものをオリジナルアリスが感じ取ったものだったのだ。その女の子を連れて救出チームのレオンやルーサーと合流するが、巨大なリッカーが女の子を連れ去ってしまった。そしてなんとかリッカーに勝利し地上に出たアリス達だが、ジルたちのチームが立ちはだかり。ルーサーは死亡、アリスは気絶。しかしジルの洗脳装置を外す事に成功し残ったメンバーでヘリに乗り込む。
ヘリはホワイトハウスに到着しそこにウェスカーもいた。ウェスカーはアリスにかつての能力を取り戻すための注射を打ち、この場所以外はアンデットに侵略されてると告げて終わり。 

感想:アクションで見せつける映画だと思うのですが、もう少し思い切ったシーンがあってもいいと思いました。相変わらず救いようの全くない世界です(笑)

ユージュアル・サスペクツ

1995 米

ある大型の密輸船で銃撃戦があり、キートンという男が倒れて死にそうになっていた。そこにキートンを見つめるある男が立っていた。

事件で生き残った密輸船の乗組員の外国人は、病院で現地語でカイザー・ソゼと大声で喚いていた。

警察官のクイヤンは、その銃撃戦で無傷で生き残り、上からの圧力で保釈が決まっている左半身不随の詐欺師キント(ケビン・スペイシー)を部屋に呼んだ。以降キントの回想という形で物語が進んでいく。 

密輸船での出来事の数週間前に、銃器強奪事件が起こり、容疑者として5人の前科者が警察署に集められた。キートンは元汚職刑事で多数の罪歴有、フェンスター、マクマナス、ホックニーといった札付きのワル4人とケチな詐欺師のキントの5人である。
5人は銃器強奪の容疑者としては証拠不十分で立件にはいたらなかったが、マクマナスはこんな豪華なメンバーがせっかく集まったので、宝石強奪を計画しようと持ちかける。宝石強奪は成功し取引相手のレッドフットという男から次の宝石強奪を依頼され、それも実行するが宝石の運び屋が抵抗したため殺すはめになり、あげく中身は宝石でなく麻薬であった。
レッドフットにこの件を激しく詰め寄ると、依頼人の弁護士コバヤシにあって話を聞けという。会いに行った5人はコバヤシの口から、依頼主はカイザー・ソゼという男で非常に権力を持っており、次はカイザーの命令どおり麻薬密輸船の襲撃をしなければ命はないと逆に命令されてしまう。
カイザー・ソゼの名前に震えたフェンスターは逃亡するが、殺されてしまう。4人はコバヤシのところへ行き銃で脅すが、コバヤシがキートンの彼女やみんなの家族をいつでも手にかけれるようしているとわかり、仕方なく密輸船襲撃を決意する。

決行直後キントはキートンにお前は襲撃に参加せず離れた場所から見ていろといわれ従う。3人は密輸船に入り込み銃で乗組員を次々と殺していく。襲撃は成功したかに見えたが、そこにある筈の麻薬がなく、 マクマナスとホックニーは何者かに殺されてしまう。キントが遠くから船を見ているとキートンも襲われ(以下反転)甲板に横たわっている。そこに男が立ち、キートンを見下ろしている。キントは恐怖で何も出来ずにみているとその男は船に火を放ち消えて行った。その男こそカイザー・ソゼだとキントはいう。

クイヤンはお前は遠くからだからちゃんと見えたわけではないだろう。俺はキートンこそがカイザー・ソゼですべてやつが仕組んだ事だと思うといった。カイザー・ソゼは船に乗っていた自分を知る人物を消す為にこの事件を仕組んだのだと。そしてキントにお前は警察から出たあと命を狙われるから証人になれば保護してやると持ちかけるがキントは拒否。保釈され警察署を出て行くキートン。クイヤンがその後部屋を見回すとキントの証言で出てきた人物と同じ名前が書いてある品物が多数あり、キントが人物の名前含め嘘の証言をしていたとわかり愕然とする。そこにちょうどFAXで病院で全身火傷を負った乗組員の証言をもとにした犯人の似顔絵が送られてきたのでそれをみるとキントにそっくりであった。
キントが署をでて歩きながら左半身の麻痺が治りコバヤシの運転する車にゆうゆうと乗り込む場面で終わる。

感想:この映画ほど気持ちよく意表をつかれるものはないでしょう。キートンが黒幕ということで視聴者の気持ちが納得させたあとに、じつは半身麻痺の冴えない詐欺師キントがカイザー・ソゼでしたという落とし方が絶妙です。キントの証言にはもちろん虚偽もありますが、5人が一旦警察署に集められその後船の襲撃までともに行動したのは事実のはずです。その間キントは左半身が麻痺した気弱な男を演じてみんなを騙し、船で撃ち殺したと思うとなんかすごいですね。キント=カイザー・ソゼは、キートンが自らを死亡したかのように見せかけた事があるという前歴に目をつけ仲間をあつめ、船に乗っていた自分の証言者を消すと共に、警察で証言する事でキートンをカイザー・ソゼとして自分の存在を闇に葬る計画を、すべて手の内で進めていたという事です。ちなみにタイトルのユージュアル・サスペクツは常連の容疑者という意味。

インソムニア

2002米

アラスカのナイトミュートという田舎町で殺人事件が起こり、 LA市警からウィル(アル・パチーノ)とハップが捜査のため派遣されてきて、現地の若手警察官エリーらと作業を進めることになった。
警官としての功績から英雄視されているだが、過去の事件で内務調査の対象となっており、ハップは内務調査に協力する旨をウィルに伝え、その晩口論になった。
捜査は進展を見せ、撲殺された17歳の少女ケイの遺留品のバッグが岩場にある小屋で発見され、それをエサに犯人をおびき寄せる事に成功するが、犯人が小屋に入る寸前で警察の存在に気づき逃走。ウィルは霧の中で銃を構える影を見つけたため発砲するが、それは犯人ではなく相棒のハップであった。ハップは銃弾を受けウィルを責めながら死亡。そしてそこにはなぜか犯人の物と思われるの拳銃が落ちていた。ウィルは犯人の仕業と見せかけるためにハップの検死死体から見つかった弾を犯人の銃の弾とすりかえる。白夜と自責の念のためウィルには眠れない日が続くが、 そこへ犯人から電話がかかってきた。
犯人はウィルがハップを撃ったことを目撃しており、ウィルに自分の拳銃を拾わせ弱みを握った。
そして犯人を別に仕立て上げようと持ちかけた。 
ウィルは明確な回答を出さず電話を切る。周囲の証言からケイには頻繁に会っていた男性がいるとわかった。そしてケイの遺留品に直筆のサインがある本があり、しかもその作家のフィンチ(ロビン・ウイリアムス)は隣町に住んでいたとわかったため、ウィルはフィンチのアパートへ向かう。フィンチがウィルに気づきアパートから逃げたため追いかけるが、おしくも取り逃がしたためフィンチの部屋を調査していると、本人から電話がかかってきて、明日遊覧船で会おうということになった。
船でウィルとフィンチは対面し、フィンチはケイのボーイフレンドランディを犯人に仕立て上げようと話す。
警察署でのフィンチの証言でランディは逮捕された。ウィルは良心の呵責から自首も考えたがフィンチにいいくるめられる。表向きは事件が解決しウィルはLAに帰ることになったが、エリーはハップが撃たれた岩場付近でウィルの拳銃の銃弾を発見する。
ウィルは眠れないため思考が混濁し、宿の女将に自分が内務調査対象になった理由は、確実に犯人とわかった凶悪犯の証拠が不十分で逮捕できなかったため、証拠を捏造したことからきたと懺悔のように告白する。あなたは正しい事をしたとなぐさめる女将。それを聞きウィルはやはりフィンチを逮捕しようと思い立つ。エリーが単独でフィンチのいる海の小屋へ聞き取り調査に向かったと知ったウィルは、恐ろしいほどの眠気と戦いながらその場所へ向かう。案の定エリーは囚われており、ウィルとフィンチは激しい打ち合いの末に相撃ちになる。ウィルはエリーの手に抱かれながら自分の罪を告白する。エリーはハップを撃った証拠となるウィルの弾丸を海に投げ捨てようとするがウィルがお前は道を誤るなと悟し、そのまま永眠。

感想:インソムニアは不眠症のことです。今作はアル・パチーノの演技が一際冴えていました。事件解決までの六日間満足に眠れないという演技をみせられ、こちらまで眠くなり終わったら布団敷いて寝てしまいました。陽気なイメージのロビン・ウィリアムスも偏屈で人格にどこか欠陥がある犯人を上手く演じていました。正義感溢れるゆえに道を誤る刑事の話ですが、不眠症という設定を最大限に生かしています。フィンチがウィルに協力しないかと電話をかけてくるシーンが最高です。
カテゴリー
  • ライブドアブログ